よく頂くご質問をまとめました
漆に関して
Q:漆はかぶれませんか?
A:乾いていない漆液(漆の木の樹液)は、皮膚に付着するとかぶれますが
製品として仕上ったものは、ほとんどかぶれません。
ごく稀に、急いで出荷した場合に乾きが未熟なものは、かぶれる恐れがありますので
十分な出荷期間を設けた方が確実です。
Q:漆を塗る木工素地は、どの様な種類が良いですか?
A:基本的にはどの様な木材でも塗れますが、
なるべく固く木目の詰まった木材の方が、適しております。
木目が大きい木材は、下地塗りのコストが高くなります。
MDFやシナ合板等の集成材も適しておりますが、
ラワン合板は、木目を埋めるのにコストがかかります。
Q:キズや水には強いですか?
A:通常のウレタン塗装と同じく、キズにも強いですし
器としても用いられるほど、耐水性も強いです。
ただ、塗装後も漆は生きており、
完全硬度に達するまで半年くらいかかりますので
塗装後すぐに強度を求められる場所でには、混合漆(樹脂と漆を混合させたもの)での
塗りをお勧めしております。
通常塗装に関して
Q:どの様な塗料を扱っていますか?
A:ウレタン塗料やアクリル塗料をメインに取り扱っております。
Q:鏡面仕上げに対応していますか?
A:ピアノブラックや白磁調の鏡面仕上げにも対応しております。
納期に関して
Q:納期はどれくらいかかりますか?
A:基本的に試作で2週間以内、お急ぎ仕上げで1週間以内で出荷いたします。
ただ、仕上げの精密さ等によってお時間を頂く場合がございます。
量産製品の場合は、数量・仕上げによって2週間から、ご相談させて頂いております。
製品開発
Q:漆のような高級品ではなく、安価なコストの塗装もしていただけますか?
A:もちろん可能です。ご予算に合わせたご提案もさせていただけます。
Q:木箱などパッケージに使用したいのですが。
A:木箱や紙箱にも塗布する事が出来ます。詳しくはご相談下さい。
建築内装
Q:部材も製造してもらえますか?
A:什器や天板などの素地は支給でお願いいたします。
Q:建築事務所ですが、施工業者を通して取引して頂くことは出来ますか?
A:もちろん可能です。ただ、施工業者様のご希望するお取引方法に対応できない場合がございます。
Q:塗り見本チップを無償で頂きたいのですが。
A:大変申し訳ございませんが、まだお取引の無い
初めてお問い合せいただくお客様は、
塗り見本板は一枚5,000円、2枚以上は3,000円でお願いしております。
Q:塗装可能なサイズは?
A:本漆塗りは、幅1200mm×900mm辺りが限度ですので、
それより大きい場合は、素地を分割してお願いいたします。
その他の通常塗装は、幅1800×900mmが目安です。
形状や塗りの種類によっては、長尺物にも対応できますので
一度お問い合せ下さい。
Q:現場施工は可能ですか?
A:漆は乾燥させるために温度と湿度が必要ですので
基本的には、工房内で塗る必要がございます。
通常の塗料や部分的な補修の場合は、出張施工が可能な場合がございます。
一点もの・美術品
Q:特注品や単品モノも塗装してもらえますか?
A:単品や特注品にも対応しておりますが、価格は量産した場合よりも上がります。
お支払について
Q:試作等、小ロット品のお支払を掛売でお願いしたいのですが。
A:申し訳ございませんが、初めてご依頼を頂くお客様は、掛売は対応しておりません。
2回目以降や、量産品に関しましてはご相談により対応いたします。
通常試作や見本板、小ロット塗装は、銀行お振込による先払い・後払い.comサービスによる後払い・ヤマトの代金引換でお願いしております。
量産製品に関しましては、お客様のお取引方法を踏まえ、お話し合いで承っております。