弊社の木工塗装は、漆工芸の塗り技術に裏打ちされた独自の下地塗り技術で
ピアノブラックなどの鏡面塗装を始め、木目を損なわないフラットな艶消し、
木目を美しく見せる染色技術など、ご依頼の内容に柔軟に対応した、
様々な木工塗装の発注に対応可能です。
弊社では、ウレタン・アクリルウレタン・漆塗料を用途に合わせて使用いたします。
木工下地塗装
木製品を美しく仕上げるためには、木工専用の下地塗り工程がかかせません。
弊社では無垢の木材はもちろん、合板やMDF集成材など素材に合わせた適切な下地塗りを行います。
強度や耐水性はもちろん、木工の美観を更に引き出すため、下地塗装と研磨を繰り替えし美観を整えます。
木工鏡面塗装
いわゆる、ピアノブラックに代表される、木目を潰して平滑に仕上げる方法です。
木の導管(木目の凹凸)を下塗りにより完全に潰し、平らになるまで何度も塗装と研磨を繰り返します。
その塗膜は非常に分厚く、一見木工品とは思えないくらいの美しい塗膜に仕上がります。
専門用語で、クローズドポア仕上げとも呼ばれます。
＜用途＞ブランド宝飾品や高級腕時計のボックス,最高ランクの漆器製品,建築内装,調度品など
木目艶出し塗装
上記、鏡面塗装が完全に木目を塗りつぶすのに対し、木目艶出し塗装は
木目を美しく残しながら、非常に高い艶を出す塗装方法です。
手触りは完全に木目の凹凸消した平滑な仕上げなから、塗膜の奥に見える木目模様が非常に味わい深い仕上げです。
＜用途＞高級自動車のインパネ,楽器,家具,調度品など
木肌艶消し(マット)塗装
木肌艶消し塗装は、木の持つ温かみのある風合いや手触りを損なうこと無く、コーティングを行う技法です。
木肌の質感を残しながら、美観を保ち、耐久性や防水性を付加する塗装方法です。
木目の凹凸感を残した、クローズドポアで仕上げることが多いです。
＜用途＞木材や突板合板のコーティング,テーブル天板,家具
木工染色塗装
オイルステインに代表される、木工塗装の技法です。
染料や顔料を用いて、木を染めることにより、重厚な仕上げからカラフルな仕上げまで対応できます。
上記、木目艶出し塗装や木肌塗装と組み合わせて塗装を行うことで、艶の具合を調整することも可能です。
